2005/4/15(Fri)
2005年4月15日(金)
- 昨日の完成披露会見が記事になっています。
真下SP2があるかもしれないという話と、カンヌ国際映画祭に出品するというのがめぼしい話題。 - 私が書いた交渉人 真下正義 完全FILEのレヴューがアップされました。
これから購入する方は参考にして下さい。 - 今晩は会社のボウリング大会&食事会です。
全社レベルで忘年会以外にイベントがあるのは、入社以来初めてじゃないかな。 - PENCK開通。
早速INFOBARからストラップ付け替えたけど、このケータイはどんなストラップも似合わないなぁ。
とりあえずザッと触ったファーストインプレ。前機種がINFOBARということを前提にどうぞ。
いいところは■、そうでないところは×。説明書を全く読んでいないので、どうにかすれば解決出来る項目もあるかも。
■QVGAはやっぱ綺麗。文字もちっちゃーく出来る
■キー反応良好。もたつき感はほとんどない
■WEBブラウズで「前に戻るボタンはあるけど先に進むボタンはない」と聞いていたけど、右キーで普通に効いた
■時計に秒数も表示できるモードがあった。これはすごい
■電波OFFモードがあった。病院でも遊べる
■0ボタンで操作ガイドが表示されて便利
■メタル!メタル!メタル!
×指紋!指紋!指紋!
×あぶら!あぶら!あぶら!
×時計の表示に柔軟性がない。大きめの時計を右下に表示したいのに、それが出来ない。待受写真にかぶって邪魔
×待受画面に着うたやらナビウォークやらのアイコンがあって邪魔
×EZのお気に入りが引き継がれなかった。前はサーバ保存だったと思ったけど、これは端末保存の模様
×推測候補の選択に上下キーしか使えない。左右キーに特に何か割り当てられている気配はないので、四方向に動かせるようにして欲しかった。INFOBARもそうだけど、元々縦一列表示だから気にならなかった
×充電中だけ節電モードにならないという設定が出来ない
×充電器に載せづらい
×標準で入っているメニューのセンスがよくない
■妻が羨ましがっている - ×と言っても無茶苦茶不便なわけではないので、おおむね満足です。
速くて綺麗だからね。 - nintendogsのCMの宇多田ヒカル、成長しすぎだよね。
それは置いといて、どれにするか散々悩みましたが、私はダックスで行くことにしました。
真下SPで並んでる時に何かで遊んでたらきっとこれです。 - 何人かからも話を聞きたいと期待のメールをいただきました住民基本台帳の件です。
特に目新しい検証が出来たわけではないのですが、せっかく書いたのでアップします。
今回の経緯を4/13に書いたものに補足しながら再度時系列で説明します。
○スタジオアリス(以下アリス)という写真屋を過去二度ほど利用。最後に使ったのは去年の5/5。
↓
○南斗は今までどんな細かいものにも登録したことがなく、DMも一通も来たことがない
↓
○そのアリスから営業電話がかかってきて、「南斗くんの端午の節句の写真はどうですか」と言ってきた
↓
○妻が「南斗の情報を何で知ったのか」と問いただした
↓
○アリス「過去の営業情報から」と返事
↓
○妻「最後に使った時はまだ南斗はお腹の中。営業情報なんてあるかボケ」
↓
○アリス「すいません。住民基本台帳を見ました」
↓
○妻「うわっ!気持ち悪っ!お前のとこなんて二度と使うか!」
↓
終了
彼女の名誉のために言うと、妻の台詞は過度の誇張をしています。彼女は丁寧に応対していましたが、私が出てればこんな感じで怒り心頭だったでしょう。
アリスには去年のネガを取りに行くのですが、その時に一切のデータの削除も求めるつもりです。
しかし、スタジオアリスは法に触れたことをしたわけではありません。(営業は一度嘘吐きましたが) - 結論から言うと、住民基本台帳法がぬるいのです。
分かりやすいように、まず日経のこちらの記事をどうぞ。
◆住民基本台帳の閲覧制限求める声・個人情報の不正利用目立つ
この記事のこの部分。住所、氏名、生年月日、性別の4つの個人情報について「誰でも閲覧を請求できる」と規定、商業目的でも利用できる。
住民基本台帳というのは一時話題になった住基ネットのことを指しているのではありません。それ以前からずっとある住民基本台帳のことを言っています。
誰でも個人情報を見られると明記されています。
法令を実際に見てみます。
●住民基本台帳法
この第十一条です。
前の章に遡ったりしないといけないので、要約します。一応それと分かりやすいように引用タグを付けますが、引用ではありません。1「誰でも、市町村に対し、氏名・生年月日・性別・住所の閲覧を請求することができる」
2「その場合請求理由を明らかにしなければならない」
3「不当な目的だと明らかになった場合は、市町村長は拒否できる」この「不当な目的」に商業利用は含まれません。
目的を言えと言われてバカ正直に違法なことを言うわけもなく、基本的に住民基本台帳は誰でも閲覧できるということです。 - 最近話題の個人情報保護法の法令はこちら。
●個人情報の保護に関する法律
第三条にある基本理念はこれ。個人情報は、個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであることにかんがみ、その適正な取扱いが図られなければならない。
住民基本台帳は“慎重に取り扱われ”ているでしょうか。
全くそうは見えないですね。
一応国としての言い分はこちらになるんでしょうか。
第五条。地方公共団体は、この法律の趣旨にのっとり、その地方公共団体の区域の特性に応じて、個人情報の適正な取扱いを確保するために必要な施策を策定し、及びこれを実施する責務を有する。
各地方でルール作れよ、ということのようです。
そもそも、民間への要求に対して、国や自治体のルールが短いんですよね。
民間へのルール付けである第四章は9,852文字あるのに、国と自治体が関係する第二・三章なんて合わせてたった1,863文字ですよ。 - 一応国も動いているそうですが、何か決まるのは今年の秋以降になりそうで、半年は個人情報集め放題のようです。
関連ニュースはこちらででも。→Google ニュース検索: 住民基本台帳 - 個人情報保護法では、情報主体(個人)の同意のない利用目的での情報収集を禁じると明言されていますが、住民基本台帳に登録されるのに同意もヘったくれもなかったですよね。
どれだけ個人が自衛したって国が垂れ流しじゃ意味がありません。
実際に住民基本台帳から吸い出した情報を元に起こった猥褻事件がこちら。→住民台帳で少女物色 強制わいせつ容疑 - 電話帳のように、一般に公開するかどうかのフラグを立てて、公開するとしている人のみ公開されるようにすれば一気に解決するはず。
そもそも、目的はどうであれ不特定多数のデータを閲覧することが出来るってのがどうかしてると思いますけど。 - 個人情報保護と私、終わり。
少し整形して固有名詞を外してodologにもアップします。 - 上に補足したりした増補版をodologにアップしました。
誤字や変なとこが数カ所あって直したいのですが、編集機能が有効でないのでいちいちエントリーし直さねばならず、面倒なので放置です。
それでも四回ほど書き直してるんですが。