1999/10/05(Tue)

1999年10月5日(火)

  • ネタがないときは創作に限るね。
    今日はロクなこと書きそうにないから、ちょうどいいや。

  • 気が付いたらオレの目の前には王様とかいう妙に偉そうな奴がいる。
    なんだか分からないが、世界がピンチらしい。世界を救ってくれ、とか言っているが、オレは丸裸同然。
    ソバに立ってる衛兵らしき男が行かずに、何故オレなんだ。
    よく分からないが、多分ここで引き受けないとオレの存在価値が無い気がするので、引き受けてみた。暇だし。
    とりあえず外に出ようと城の中を歩けばいるわいるわ衛兵たち。世界を救ってやるから衛兵を全部貸せ
    王様に言ってもラチがあきそうにないので直接話しかけてみよう。
    「おい、てめーついてこいよ」
    衛兵は言う。
    「ようこそ、ラダトームのお城へ」
    なに言ってやがる。そんなもん聞きたかねーや。ちっ、何を聞こうとしても同じことしかいわねー。
    「王女様がいなくなってどうしていいかもう・・・・」
    泣いてる暇あったら城から出て戦えよ。
    ったく、しょうがねーな。とりあえず丸腰じゃどうしようもないから街へ行くか。
    お、なかなか綺麗な街じゃねーか。相変わらずみんな同じ事しかいわねーのは気に入らないが、城の中よりはずっといいな。
    さてと、武器でも手に入れるか。
    「よっ親父。武器くれよ。つえーやつ」
    「どれにしましょう」
    どれどれ・・・・。こん棒?布の服?・・・なんだこりゃ。
    おめーらこんなんで自分らの身を守る気はあるのか?
    まぁしょうがねーな。一番良さそうなのは銅の剣か。ちと赤カビっぽいのが浮いてるが、この際背に腹はかえられねー。これ貰うぞ。
    「150ゴールドです」
    なに?お前ら腑抜けのために世界を救ってやろうってオレ様から金を取ろーってのか?
    商売だからってんだろ。ったくヤだねー。
    あ、分かった。お前ら武器売れねーとおまんま食えねーからモンスター養殖してばらまいてるだろ。
    つーか、魔王って実はお前だろ
    と、文句言ってる間に財布は空っぽだ。しょうがねー。金貯めに戦いにいくか。
    うりゃっ。レベル5だ。
    とりゃっ。レベル10だ。
    ありゃあっ。レベル15だ。
    って、レベルってなんだ?気にするとハゲそうだからやめよう。ただでさえこの兜、蒸れるし。
    さぁもっと遠くへもっと遠くへ・・・。ありゃ、ダースドラゴンだ。火吹いた。あちちー、もうダメだ・・。あぁ・・死ぬる・・・。
    おや?ここはどこだ?
    あ、いけすかねー王様じゃねーか。
    「はべぎすぺし ほむどちまりて きのけむす・・」
    何言ってんだ、てめー。
    「復活の呪文じゃ。忘れるでない」
    復活の呪文?そんな大事な呪文ならもっと覚えやすくしてくれよ。
    それより、おなじ呪文なら先にベホマ教えろ
    つーか、お前ダースドラゴンがうじゃうじゃいるあそこからオレをヒョイッと連れて帰ったんだろ?
    んなに強ぇーならお前が竜王倒しに行けよ。
    とか文句言いながらボロボロになりながらもまた戦いに行っちゃうからお人好しなんだな、オレは。
    お?なんか懐が軽いと思ったら、金が半分になってやがる。さては王様の野郎の仕業だな。手数料か?
    まぁいいや。とりあえずもっといい武器買って、と。さぁ洞窟だ。
    お、扉だ。鍵かぎ・・と。あっ!?壊れた!?。くそー、変なもん売りつけられたぜ。これのどこが魔法の鍵なんだよ・・ちきしょー。いくつ買っても一発で壊れやがるぜ。
    ん、ドラゴンだな。もうてめーなんざ怖くねーぞ。あらよっと。お、そこに見えるは王女さんじゃねーか?
    って・・・・てめー、なんでオレが抱っこして歩かなきゃいけねーんだよ、勝手に乗っかってきやがって。
    戦うのに邪魔なんだよ。ベギラマかけたろか。王様が生き返らせてくれるだろーよ。ただし手数料がいるぜ。
    まぁ丸腰の相手をぶっ殺すのはスライムだけで十分だからな。連れて帰ってやるぜ。ほい、ルーラっと。便利な魔法だぜまったくよ。
    ん?あんなに遠いところからは一発で帰れるってのに、なんですぐそこに見える竜王の城には飛べないんだ?
    なんてブツブツ言いながらも虹かけて竜王の城に来ちまったよ。オレは偉いね。
    テクテクテク。お、宝箱。中身は・・と。お!ロトの剣!?
    ・・・・なんで自分の城に敵の使う最強の武器があるんだろう。普通そういうのがあったら捨てないか?ま、いっか。儲けっと。
    お、どこぞの王様のように偉そうに見えるのは竜王じゃないか?
    「わしは王の中の王、竜王だ」
    やっぱそうだったか。でも、自分でそんなことゆーやつにろくなもんはいねーと母ちゃんがおせーてくれたっけ。あれ?オレの母ちゃんって誰だっけ?
    まだ何かぬかしてやがるぞ。
    「世界の半分をお前にやろう」
    うーん、なかなか良い話じゃないの。で、ちと聞きたいんだけど、お前の世界ってどこからどこまで?
    よくわかんないし、てめー気にいらねーから、殺す。
    ザクッ。
    ありゃ簡単に死んだじゃないの・・・と思ったら、なんじゃこりゃ!正体を現したって?
    正体を現す前はなんだったんだ?偽物か?あの弱い偽物に何か意味があるのか?あ、でかすぎて玉座に入らないからか。
    とか文句言ってる暇あったらベホイミかけなきゃ。クソッ、王様の野郎がベホマおせーてくれてりゃこんなに大変な目に遭わなくて済んだのに・・・。
    くっそー。王様のばっかやろー!
    あ、勝っちゃった。
    さ、帰るか。
    街中大歓迎じゃないか。武器売りつけた悪魔の商人まで喜んでやがる、偽善者め。
    まぁ自分たちは全然苦労せずに平和が来たんだから、さぞ嬉しかろうよ。
    王様も喜んでるぜ。まぁ悪い気はしねーな。
    ん?隣の王女はえらく冷めてるなぁ。無理矢理王女の愛なんてもの押しつけたくらいだったのに。
    ・・・・・あ!王女の愛は預かり屋に預けたままだった・・・。
    ま、いっか。ぱふぱふの続きしてもらいに行こうっと。
    Fin

  • おー、メールが来たと思ったら、MLだった。
    誰か会社のアドレスにもメールしておくれ。
    って、会社のアドレスは誰にもおせーてないんだった。

  • たまに「かずさんは物知りですね」なんてメールをもらう。
    確かに年齢分以上はいろいろ経験をしているような気はするけれど、物知りではない。
    知らないことは書けないから書いてないだけなのだ。
    知ってることをズラズラ書いてるだけで、ほんとはちっとも物知りなんかじゃないのだ。

  • 私の周りでガンガン利用者が増えているICQですが、コンタクトリストや履歴の日本語化をするツールをここでダウンロード可能です。
    文字化けを少しでも直したい方は、是非使ってみましょう。
    私のUINを公開しないのには、わけは・・・特にないんですけどね。なんとなくです。えぇ。

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