[開催報告]
大変少人数のOFF会であった。
時間の遅れもなく集合後、目星をつけていたイタリアンレストランへ一路。
その時点で集まった四人中三人が青島コートという異様な光景。着ていなかった一人は他人のフリを決め込みたかったらしいが、無駄なあがきである。
途中、まったく関係ない青島コートに何度も出会いその毎に声をかけたくなるが、大阪弁でまくしたてられるのはつらいのでやめておいた。
主催者のくせに全く道を知らないのでどこをどう行ったか分からないが、一次会レストランへ到着。
イタリアンレストランだと思っていたのだが、いやイタリアンレストランではあったのだが、どちらかといえば定食屋に近かった。
昼時だというのに殆ど客がいない。大丈夫なのか、この店。
という躊躇は全く表情に表すことなく、ズカズカと入っていく。
通されたテーブルは中途半端な高さで、奥まったところ。
四人中三人はもうすでに見知っていたのだが、しなければ始まらないので自己紹介から始めた。
何を言ったかよく覚えていないが、別に面白いことも言わなかったのでわざわざ取り上げることもない。
その後、大津要氏の大学合格祝いを贈呈する。
ほんとうはその場で開けて欲しかったのだが、それほどアメリカナイズされた方でもないのでそのままカバンにしまわれてしまった。
中身の一つは目覚まし時計である。
目覚まし時計のくせに、手巻きである。巻き忘れると寝坊するのでちゃんとゼンマイを巻いて寝て欲しいが、ゼンマイの切れたまま隅っこでホコリを被りそうである。そんな哀愁漂う時計だ。
もう一つは本人の人柄やその他諸々を考慮して、試験管＆試験管立てである。
プレゼントに試験管を貰う人柄というのがどういう人柄かは不明だが、本人は大喜びしたらしいのでやっぱりそういう人柄だったのだ。この眼に狂い無し！
贈呈を終えるとさて困った。
踊るＯＦＦ会って、なにを話せばいいんだろう。
などと言いながら、結局一人で喋りまくっていた気がする。
正面に座ったかずお氏が妙にダンディーで悔しかったからかもしれない。ふんだ。
小一時間だべったのに全く客の増えなかった定食屋を後にし、二次会へ向かう。味についてはあえて言うまい。一つ言うとすれば、もう二度と行くまい。
一次会の場所は決めていたものの、二次会の場所は全く決めていなかった。
地下街をうろうろしながら、大阪人に連れられてどこかのカラオケ屋に着いた。いまだにどこかよく分からないのだが、まぁよかろう。
さぁカラオケだ、と弾けようと思ったが、なんだか妙に狭い。
中途半端な人数でカラオケをすると中途半端な大きさの部屋になるのだと痛感した。
が、別に踊り出すわけでもなく、唄うだけなので部屋の狭さは関係ないかも知れない。
その証拠にしっかりワイワイとみんなで唄った。
病み上がりの某女史だけは喉の調子が良くなく、ポツネンとしていたが、その分みんなで弾けた。
かずお氏のとろけるような歌声と、要氏のアニメ好きなら惚れるであろう可愛い歌声が響いた。
そのうちに「うぃー」と何故かだみ声で登場したのがかい氏である。
プッチモニやらモー娘やら、ツボはしっかり抑えてくれて、嬉しい限りであった。
その後もみんなで盛り上がり、時間がきても物足りず、混んでいたから無理だと思った割に簡単に延長しつつ、二次会終了。
どうにも時間的に中途半端でもうちっと遊びたかったのだが、今度は人数的に中途半端で、仕方なくそこで散会となった。
帰り際に信号待ちをしていたらやってきた大阪府警の車を指さし、
「あ、あいつら悪い奴らでしょ」
と言った私の台詞で、楽しい楽しいOFF会は幕を閉じた。
教訓
OFF会が終わって時間が経つと、OFF会報告もなんかぼやけた物になってしまう。
教訓２
もっと人数多くないと騒ぐに騒げない！
教訓３
大阪府警の奴らはちょっと間抜けな顔をしていた
writer かず
