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ディズニーランドの歩き方

私は踊る大捜査線も好きだが、東京ディズニーランド(以下ディズニーランド)も好きだ。
別に特にミッキーマウスが好きというわけではない。アラジンは好きだがそれが理由というわけでもない。
特定のキャラクターが好きで行くわけではなく、ディズニーランドのもつ雰囲気が好きなのだ。
日本であるにも関わらず現実世界を忘れられる、仮想現実の世界。
例えば豊島園へ行ってもあの雰囲気を体感することはできない。読売ランドも向ヶ丘遊園も浅草花屋敷遊園も同様だ。
キャストのみんながニコニコしてる。ゲストもつられてニコニコしてる。ある意味不気味な独特な雰囲気。
カップルでもなんでもない男女でも二人きりで行けば出てくる頃にはめでたくカップルになっているような、ファンタジードリーミングブラボーな世界。
たまらない。

で、たまらないので、ためてはいけない。
年に一度はディズニーランドだ。
私が初めて行ったのは高校の修学旅行だった。わざわざ全員パスポートを買わされたのにも関わらず、乗れた乗り物はスペースマウンテンとジャングルクルーズのみ。
13時〜17時という制限内で、初めてのパーク、初めての行列では仕方がない。
夕方になり、あの綺麗なネオンがチカチカし始めた頃には「はい、集合っ」だった。生殺し。

以来、何度となく行った。
私は東京都民なので日帰りで十分である。閉園時間に出たって終電になったりはしないし、その日中には帰宅出来る距離である。
舞浜駅からの帰りの京葉線の中はミッキー一色である。はち切れんばかりにパンパンのミッキー印の買い物袋。 どの時点で外すのだろうと見ているこっちが気になってしまうミッキーの耳。 ディズニーランド以外の場所で何の用途で使えるのかいまだに不明のミッキーの手。 謎の光る輪っか。
まぁそれも含めてディズニーランドの風景なのであるが、もっと素敵な風景を東京都民は知らない。千葉県民は知ってるかもしれないが。

二、三年程前だろうか。
たまにはオシャレに決めて、オフィシャルホテルにでも泊まってみよう、などという遊び心が働いた。
それまで存在は知っていたが、日帰りできるところに住んでいるのにわざわざ高い金出して泊まるなんて、と相手にするつもりは全くなかった。
ところが泊まってみたら快適快適。
それに今まで見えなかった風景まで見えてきた。
閉園近くになるとお土産屋や乗り残したアトラクションに走る走る走る。現実世界に戻る直前の悲しい顔、戻った後の疲れた顔。
それを横目で見ながらまだ翌日まで続く私のディズニーワールド。
この快感。一度味わうとやめられませんぜ、ダンナ。の世界である。

ということで、まだオフィシャルホテルに泊まったことのない人の為にオフィシャルホテルを解説してみよう。
オフィシャルホテルは現在5軒ある。まず、それぞれのホテルに共通する部分から。

ホテルへはディズニーランド前からシャトルバスが出ている。
車で行った人でもある理由(後述)からホテル内の駐車場に停めることになると思うので、殆どのホテル宿泊者はこのバスを使うことになる。
都心の都営バス並のダイヤでバスが巡回しているので待ち時間自体はそれほど無いのだが、閉園直後等は混む。通勤電車以上に混む。
バスが来るのはすぐでも混んでるときは乗り降りに時間がかかるので、一日ディズニーランドで遊びまくった身体にはつらいものはある。 しかし頭上の舞浜駅から帰路につく一般来場者の人々に比べて翌日の楽しみがある分元気があるので、けっこうみんなニコニコしている。
さらに若者カップルはその後にさらにめくるめく世界が待っているので、もっと元気だし、イチャイチャしている。 つき合って何年というカップルでもだいたいそうなるみたいだから、ディズニーランドもエッチも偉大だ。
もっとも、ディズニーランド内の食事やお土産なんてすうぱあべらぼーに高いし、カップルなら男が払うのが当然。 更に宿泊代やチケット代も払ってるとなれば、男の財布はヒラヒラ枯れ葉状態。
男の方がそこまで気合い入れてるんだから、夜のめくるめく世界はミッキーの代わりに女の子が作り出すのだ。
そこで「わたしはそんなつもりじゃなかったのにっ」「あなたはセックスだけが目的だったのっ」っていうのは、ラブホテルに二人で入っておいて「カラオケだけって言ったじゃないっ。」に等しい。
男の方は、ディズニーランドへ行くということが大目的であるにしてもエッチも目的の一つであることはほぼ間違いない。 だが、めくるめく世界は現実世界に帰ってから、というのもありである。
エッチはいつでもどこでも出来るが、ディズニーランドを堪能するにはディズニーランドでなければ出来ないからだ。
が、男はしっかり期待もドコかも膨らませているものなので、「エッチは帰ってからね、ダーリンっ☆」と保険をかけてあげることを忘れてはいけない。
逆に男の方にはその気がないのに女の子がバリバリ求めてきた時には、その論法は使ってはいけない。女の子の方が延期することを許されても男がそうすることは許されないのだ。たとえどんなに疲れていても、だ。

営ショップがある。
パーク内よりも混んでいないし、品揃えも豊富な場合が多い。
押すな泣くなわめくな盗むな、のパーク内のショップより絶対おすすめである。パーク閉園後も営業している所もあるので夜のんびりショッピングなんて優雅なこともできる。
そしてまた余計な出費を強いられるので、男の人は覚悟が必要である。が、めくるめく世界のためにはとっくに覚悟してるので、女の子はここぞとばかりにねだるべきだ。
男の方はねだられる前に「何か欲しいもの買ってあげるよ」といえばポイントアップだが、バカ女だと「じゃあミッキーのぬいぐるみー」なんて下手な赤ちゃんよりでかそうな重そうなぬいぐるみを指さして言い出すから注意が必要だ。 そんなもん持ってディズニーランドを一日歩けるかよ。という突っ込みはご無用。そう言う物をねだられたら迷わず配送しよう。

場制限がない。
滅多に無いが、パーク内のアトラクションの待ち時間が軒並み120分超になった場合や、入場予約券が完売になった場合に入場制限がかかる。
すると、パーク内でも並ばなければいけないのに、入場するだけでも何時間と待たなければいけなくなる。
この時に制限がかからないのは期日指定パスもしくは年間パスを持っている人、そしてオフィシャルホテル宿泊者だけなのだ。
ただ、宿泊ホテルにてオフィシャルホテルゲストカードなるものを貰わなければいけないので一度ホテルにいかなければいけないのが難点だ。
ちょっと前までオフィシャルホテルでしか購入できなかった「2Daysパスポート」は今では旅行代理店などでも購入可能になった。しかし、ディズニーランドでは購入できないのである意味宿泊者だけの特典ともいえる。
ただし2Daysパスはホテルで購入するので、パークに行く前にホテルへ一度寄らなければならない。チェックイン前でも当日に予約を入れていることを告げれば購入できる。
一度ホテルに着くとパークへの移動はシャトルバスの方が便利である。パークの駐車場へ行くとそこでまた若干待たされることもあるからだ。 これが先ほど書いた車で来た人もシャトルバスを使う理由である。
いずれにしても、入場前に並ばなければいけないなんてその後のめくるめく世界が遠くなってしまうような事態は避けられるのである。

応一流ホテル。
それほどホテルに精通しているわけでもない私だが、オフィシャルホテルが一流どころのホテルであることは外観一つにしても分かる。
はじめてディズニーランドへ行くという人はともかく、もう何度も行っているという人ならば、2日目は是非ホテルでのんびり過ごしてみていただきたい。
快適優雅な時間をおくることができる。


このようにオフィシャルホテルだというだけでも素敵なホテル群なのだが、次にそれぞれのホテルを見てみよう。
全部に泊まったことがあるわけではないので、ホテル側が用意した資料からの推測も一部含まれていることを最初にご了承いただきたい。

サンルートプラザ東京
ディズニーランド開園三年後に開業したオフィシャルホテル第一号である。運営会社は(株)プラザサンルート。9階建て。
パークに一番近いホテルである。
ベイサイドビルとパークサイドビルの二つの建物が逆L字に建っている。
オフィシャルホテルはどこも一方が海、一方がパーク、という位置に建っているのだが、ここのパークサイドビルにはどちらも見えない部屋があるので予約する時には要注意。
お薦めは9階のスカイホール「カーニバル」。星の輝く天井が素敵なんだとか。

東京ベイホテル東急
5つのオフィシャルホテルの中で最新のホテルがここ。運営会社は(株)東急ホテルチェーン。12階建て。
真っ赤なレンガ造りが目立つ素敵なホテル。
旅行会社などでは普通シングルかツインかの選択しかできないが、ここは少し広めのデラックスツインという部屋を予約することができる。
私はここはエグゼクティブスイートに泊まったので普通の部屋の様子は分からない。通常このクラスのスイートは8万円するが、それだけの価値は十分にあったので一生に一度は泊まってみるべし。 ただ、オーシャンビューでも水平線は望めない。 ベランダは広くて、ここでエッチすることも可能だ。
このホテルには9階ぶち抜きのホールがあり、噴水を中央にしてレストランやショップが軒を連ねる。
ここでのブランチは言葉に出来ないほど優雅であった。
女性に人気で、通常オフィシャルホテルはファミリー客が多いがここは女性客が多かった。

ヒルトン東京ベイ
一週間差で3番目に建てられたホテル。運営会社は当然ヒルトン・インターナショナル。11階建て。
もともと今の臨時駐車場辺りに建設予定だったのが、ヒルトンさんの「リゾートホテルったら海沿いでしょ」の天の声で今の場所に建った。本当ならもっとパーク寄りだったのだ。
オーシャンビューの部屋と一言で言ってもこのホテルは弓なりに建っているため、部屋によって景色がまったく異なる。
ヒルトンという海外資本にも関わらず、一番和に近いのがここ。
直営ショップは通常各ホテル1軒だけだが、ここにのみ2軒入っている。海外資本の結託だろうか。

第一ホテル東京ベイ
一週間差で4番目に建てられたホテル。運営会社は当然第一ホテル。11階建て。
総大理石のお風呂は広くおそらくオフィシャルホテル一。お風呂プレイも完璧だ(いったい何の解説をしてるんだ)。 シャワー室も独立していてガラス張りだ(だからぁ・・・)。
こじんまりとしたホテルだが、それだけに落ち着いている。部屋数も一番少ない427部屋。
ファミリー客も少ないので、静かにカップルの時間を過ごしたい人向け。
同クラスの部屋でも上の階ほど宿泊料金が高い。
ここにも海もパークも見えないコートヤードビューの部屋があるので要注意。
ここはインターネット割引というシステムがあり、インターネットから予約すればおそらくオフィシャルホテル一安い。

シェラトングランデ・東京ベイ
ヒルトンの3ヶ月前に建てられたホテル。運営会社はシェラトン。12階建て。
個人的に一番最初に泊まったということで思い出があるホテル。
上空から見るとSの字になっているが、別に部屋が曲がりくねっているわけではないので宿泊には困らない。当たり前だ。
ここには実はタワーズクラスというクラスの部屋がある。カウンターもエレベータも他のクラスの部屋のそれとは別になっているので、こっそり会っている不倫な人などには便利かもしれない。 ヒルトンにもあり、オフィシャルホテルにタワーズクラスがあるのはこの二つだけだ。
このホテルには他にはない「銭湯」がある。ヴィジターも利用可能だ。
私の泊まった部屋は海もパークも見えなかった。ベランダから顔を出してみれば海が見えるということで一応オーシャンビューだったようなのだが、要注意。こんなのどこにも書かれてない。
普通の部屋はビジネスホテルの豪華版のような感じだった記憶がある。この時は夜寝に帰って朝一に出たのでホテルを満喫出来なかった。


以上でオフィシャルホテルの解説は終わる。
が、意外と知られていない幻のオフィシャルホテルがある。
シャトルバスなどを使ってホテル間を移動するとサンルート〜東急間が妙に開いていることに気づく。
高い街路樹とディズニーランドの興奮で気づかない人も多いと思うが、ここには空き地がある。
実はここには日航東京が建つはずで、名前も「ホテル日航東京ベイ」というものであった。
何故建たなかったかと言うと、おそらくお台場に建ったからである。しかし都市博覧会が中止になったお陰で開発も大幅に遅れたお台場で、現在のオフィシャルホテル5軒を羨ましく思っていたという想像は間違いないはずだ。
オフィシャルホテル群は年間稼働率8割以上。年末年始・夏休みなどの予約はいつもいっぱいエグゼクティブスイートあたりのクラスでも平気で満室なのだから。
フジテレビとフランス祭りだけじゃどうやったって追いつけない。


で、ついでにオフィシャルではないところ。
というか、普通のホテルでもないところ、そうラブホテルだ。
どうせエッチするだけなんだしぃオフィシャルホテルは高いしぃ、なんてカップルなら国道357号線を千葉方面に下ってみよう。
すぐにいくつか見つかるだろう。
この辺りは内装もディズニー風らしいのでディズニーランド帰りにはいいかもしれない、がそれだけにいつも混んでるようだ。
閉園後に行ってももう遅いであろう。 行ったこと無いので知らないが。


ホテルも良いが大目的はディズニーランドであるので、ディズニーランドの歩き方の一つをご紹介する。

一日目。早朝着。開園時間は事前に調べておく。
キャラクターブレックファースト等を楽しみたい人はもっと早めに来る。開園の1時間前には来たい。
何故かというと、おそらく2Daysパスはホテルで受け取りになるからだ。運良く旅行代理店等で手に入った場合はもう少し余裕が出来る。
そしてまた何故キャラクターブレックファーストをわざわざ早起きして一日目にとるかというと、二日目はホテルで優雅に過ごしたいからである。ホテルはほんとにエッチして寝るだけ二日目も早起きして来るぞー、という人は二日目でも良い。しかし体力には限界があるということを忘れてはいけない。二日目の朝はのんびりしたいところだ。
とりあえず朝食をとったらあとはひたすらアトラクションを巡る。70分以上並んでいるようなら後に回す。昼間のショータイムもひたすらアトラクションだけまわる。一日目には出来るだけ多くアトラクションをこなしたい。
ただし走ってはいけない。せっかく二日にわたって来られるというのにセカセカしていてはもったいない。明日も来られるという余裕の気持ちが大切だ。
走り回っている人を横目に「ふん、心貧しき人々よ、我はオヒシャルホテルに泊まるのじゃ」と優雅にまわるのだ。
さらに、マークトゥエイン号のようないつでも乗れる乗り物も一日目は避けたい。
ショーは見ないと言っても、スターライトファンタジーやファンティリュージョンは別だ。これは二日ともしっかり見なければいけない。なぜならば女の子は何度見てもコレにはウットリするからである。
夕飯は気合いを入れよう。せっかく早く来たのだから入園一番予約に走るのがよい。ただし予約に走るとキャラクターブレックファーストが逆に難しくなるので、どちらかに絞った方がよいかもしれない。
運が良ければ両方とられるが、そうなったら人生の中の3分の1くらい分は運を使ったと思った方がいいだろう。
キャラクターブレックファーストを逃してしまった人は、夕飯もしくは昼食にはアドベンチャーランドのポリネシアンレストランを予約しよう。予約はウエスタンリバー鉄道駅向かいのチケットブースだ。確か3500円。 「ミッキーとミニーのポリネシアンパラダイス」というショーが見られる。 ちゃんと一人一人のテーブルまでミッキーとミニーが来てくれて彼女もウルルン間違いなしだ。ピカチュウおたくになってる女の子もその瞬間からミッキーの虜だ。 パレードだったりして外でミッキーが踊ってるときもミッキーの分身がちゃんと来てくれるのでいつでも安心。
あまり知られていないポイントでは、花火の時間。ワールドバザール内の「れすとらん北斎」。ここは純和風のお店なのだが、ここの窓側の席からは花火がよく見えるのだ。 値段の高いディズニーランドの夕飯も花火付きと思えば彼女のポイントアップに多大に貢献する。
ちなみに食事どころとしては、スモールワールドレストランという回転が速いが値段が妙に高くつくレストランという選択肢もあるにはあったのだが、実はこの場所クマのプーさんのアトラクションができるらしく、今はなくなっているとのこと。
夜のショーが終わったら閉園までシメのアトラクションめぐり。まわりきれなかったところを足早にまわろう。
スペースマウンテンやビックサンダーマウンテンを3回立て続けに乗るなんて芸当もこの最後の1時間には可能だ。
閉園までまわるまわるまわる。
それからはホテルに戻って大人の時間だ。あまりにシャトルバスが混んでいたならホテルまで二人でその日の話をしながら歩くのも良い感じだ。
ホテルに着いたら正常位でもバックでもお好きなように。愛が深まることうけあいだ。
出来ればそのとき日本の人口増加に貢献して、幹夫くんや美仁子ちゃんを作ろう。愛と夢のたっぷり注がれた子供になるだろう。
名前の語源はもちろんミッキーとミニーだ。

子作りの興奮醒めやらぬ二日目。
無理に早起きすることはないが、出来れば早めには起きたい。
朝食はホテルで優雅にとろう。どこのホテルでも眺めは最高にいいはずなので、どんな料理でも美味しいような気がしてくる。が実は案外美味しくないのでそれには気づかないように。
せっかく安くないお金を払って泊まったオフィシャルホテル。ホテル内を散歩したりしてじっくり楽しもう。
その後のんびりチェックアウト、パークに向かおう。
開園直後に入れたならレストランの予約だ。二日続けて同じ所というのも芸がないので、ウェスタンランドのダイアモンドホースシューにしよう。予約はダイヤモンドホースシュー前。
ディナーショー「フープ・ディ・ドゥ・レビュー」を1日2回開催。ただしやってない場合もあるので要確認である。
レストラン予約が終わったら、あとはフリータイムである。一通り入りたいアトラクションは昨日入ってしまった。
一日目に入れなかった長蛇のアトラクションに並ぼう。今ならミクロアドベンチャーあたりは二日目にまわりそうな筆頭である。
当然そういうものは午前中にまわりきる。午後になると一段と混むからだ。
昼食も軽く済ませて午後はショー巡りだ。歩いていればなんらかのショーに出会う。トゥーンタウンあたりが面白いかもしれない。
まわりで一生懸命汗かいてアトラクション巡りをしている人々を見ながら優雅に過ごすのだ。ディズニーランドでブラブラ暇をつぶすという贅沢。
普段は気にも止めない白雪姫の噴水を見たりスプラッシュマウンテンを登る坂にあるネズミの足跡を追いかけてみたりシンデレラ城のガラス細工を眺めたり、ウィンドウショッピングも良い。小物をちょこちょこと買い歩くなんてのも素敵だ。
たまに気が向いたらアトラクションに入る。
一度に6本の映画が見られるミッキーマウスシアターあたりでボーッとするのも素敵だ。大きめの土産は夕方くらいに買うのがいいかもしれない。夜が深まるにつれてショップは混むからだ。配送も可能なので利用しよう。出来るだけ荷物を作らない方がいい。
前日同様に夜のショーやパレードを楽しむ。街並みやライトアップされた木々も見て楽しもう。二日目になるとこれだけ綺麗なライトもどこか寂しげに見えてくるから不思議だ。
そして、閉園間近のディズニーランドと二日分の思い出を背中にしょって、この楽しい二日間は終わる。

無理なく無駄なく優雅に過ごすオリジナルディズニーランド講座であった。


ついでに交通情報だが、車はお薦めしない。
京葉線舞浜駅まで電車で来た方がいい。入退場だけで余計な時間をとられる可能性が高いからだ。 今ならディズニーシーの工事のお陰で一部通行止めになってるところもあるようなので、余計に電車の方がいい。
いつも車の人には分からないが、舞浜駅からディズニーランドへ歩く道もすでにディズニー化しているのである。それを見られるという特典もある。
お陰でパーク外へ出てもなかなか現実世界に帰ってこられないのだが。


最後にお詫びがある。
実はタイトルに間違いがあることに気が付いた。よってここで訂正をしたい。
私も含めてディズニーランドに来たゲストなんて仮想現実の世界の中で全員浮かれきっている。 地に足がついているゲストなんていないのだ。
よって、本コラムのタイトルは「ディズニーランドの飛び回り方」に訂正ということにする。

地に足が着いてなければ、歩けない。
長い。
今後これほど長いコラムを書く気合いは、ない。

当サイトへアップするにあたって、過激な表現の一部を訂正・削除した。
なんでディズニーランドの話題にこれほどまでエッチネタを絡めたのかは、私にも分からない。
が、よくあるガイドブックにはエッチのことは書いてないので、ある意味特異なガイドブックである。
ただ問題は、そんなガイドブックを必要とする人たちがいるのか・・・なのだが、そんなことをいちいち気にしている性格でもないしせっかく書いたのだからアップする。
Written by かず
1999.5.23
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