Page 781 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ありがとう AYママ 03/9/11(木) 21:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : ありがとう ■名前 : AYママ ■日付 : 03/9/11(木) 21:56 -------------------------------------------------------------------------
自分から発言するのは初めてです。とても緊張しています。AYママと申します。皆様よろしくお願いします。昨日くらいから他の方の発言に共感して書きこんだりしました。 今日3回目観に行って来ました。昨日、皆さんの書きこみを読んでいたら何だかむしょうにまた観たくなって、気が付けば映画館に行っていました。あまり時間のある状況で生活していないので、もう今日ので打ち止めかなと思っています。皆さん何度も映画館に足を運ばれているようでその熱意と興奮がこの場からすごく伝わってきます。とても不思議な空間だと思います。 3度観て沖田管理官役の真矢みきさんの演技は素晴らしいなと思いました。表情とか、しぐさ、言葉の発し方、口調、目線、そういうものにすごく深みがあって、警察という男社会の中で女性が上に上っていくことの厳しさ、つらさを彼女はずっと味わってきたんだろうなあと感じさせるものがありました。女だからとなめられないために所轄の刑事たちに対して人間として扱っていないような理不尽な態度をとる彼女もまたこれまでに女性であることできっと理不尽な思いをたくさんしてきたのかなあと思いました。ある意味彼女が憎まれ役だとすれば、真矢さんは実にこの作品の中で、それを見事に演じきった気がします。観客の中に彼女に対する怒りが生まれるからこそ、青島刑事や室井管理官の存在がより輝いて見え、彼らに感情移入し、大きな感動を味わえたような気がします。OD2関係の何冊かの本に「真矢さんがこの役をどう演じるか非常に悩んでいた。」ということが書かれていました。そのために彼女は非常に努力し、苦労されたようです。役者さんって大変ですね。 本当に憎むべきは犯人なんでしょうけど、それがリストラされた会社員だったりするのがまた複雑な気持ちになります。殺された人の家族たちの気持ちを考えたら彼らのしたことは許されない事ですけど、彼らもまたこの歪んだ今の世の中の犠牲者なのかなと思ってしまいます。彼らの行き場のない怒りが犯罪という最悪の結果ではなく、もっといい形で世の中に還元されるようなそういう社会になってほしい。そのために青島や室井のような人間が必要なんだなと思います。 この作品を観て私は「もう1度夢を持とう、そのために小さなことからでいいから何か始めよう。」を思いました。書き込みを読んでいるとそういう方も多いようですね。こうして今緊張しながら書いていることもその一つです。「どんな小さな仕事でもやらなくていい仕事なんてない。」のだと思います。 この映画だけでなく、TVシリーズからずっと観てきて「踊る…」にはずっと励まされてきました。人と人の関係とかあり方とかについて考えて行く上ですごく参考になる作品だと思います。こういう作品に出会えて本当に幸せだと思います。まずはこの作品に関わられたすべての方に「ありがとう。」を言いたくて書きました(ファンの方も含めて)。 まとまりなく長い文章を書いてしまってすいません。ただ、作品とこうして語れ合える仲間に出会えた事に心から感謝します。これからもよろしくお願いします。 <Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)@kimt005n005.ppp.infoweb.ne.jp> |